Windows 11 向け検索での前提と、この記事の役割
「Win11 で Clash Verge Rev」「Windows 11 インストール 公式」「初回起動 プロキシ」など、OS バージョン付きキーワードで絞って調べている方へ、本ページは環境ごとの細部まで寄せています。Clash Verge Rev は Tauri 製のグラフィカルなクライアントで、本体のほか Mihomo をはじめとする Mihomo / Clash Meta 系コア と組み合わせられるのが強みです。Windows では SmartScreen と UAC が表に出やすく、検索質問にもよく載るので、ここでも丁寧に触れていきます。
サイト内では既にレガシーな Clash for Windows(CFW) は Windows 11 向け記事 で説明済みであり、ほかに Windows 10 上の Verge Rev 入門記事 も公開しています。クライアントは同じでも、クエリ側が「バージョン 10」と「バージョン 11」で分かれるのは自然ですし、ウィンドウ構成や検索での補助案内文言が異なるだけで手が止まってしまう人もいます。そのため、この記事は Win11 と Verge Rev の組み合わせ を主役にしました。全体像が先に読みたい場合は Clash Verge Rev の汎用セットアップ解説 を合わせてください。
ここでのゴールは明確です。公式に近い取得ルートから x64-setup.exe や arm64 向けセットアップを落とすこと、セットアップ中のユーザーアカウント制御を越え、アプリ側でコア準備まで終わらせ、そのうえで YAML ベースのサブスクリプション(購読 URL) を取り込み、適切なグループ選択とシステムプロキシのオンでブラウザ疎通を確認するところまでです。すべてを自動で吸い込みたいときの TUN は後段への橋だけ置きます。
準備すべき情報と、Win11 で衝突しやすい常駐系
まずプロバイダ(いわゆる空港サービス側)のマイページに表示されるClash 向け構成(YAML)のサブスク URLを控えます。ラベルはサイトごとで「Clash」「サブスク」「購読」など表記ゆれがありますが、その URL がひとつのブロックになっているものを選んでください。その URL が単なるノードリストのベースエンコードだけだったり、ブラウザで開いたときにログイン画面へ飛ばされる場合もあるので、アプリ側に貼る前ブラウザで一度本文が見えるかチェックしましょう。貼ってもルールセットが広がらないときは、アプリ側のログに載る HTTP のリターンコードが最初のヒントになります。サブスク取り込みの考え方 と合わせると復習になります。
Windows 11 環境でも、すでに常駐している VPN 類や開発用プロキシ、旧来の競合製品があるとポートを奪い合いやすくなります。HTTP と SOCKS をまとめる Mixed Port と呼ばれる窓が 7890 前後にあることがあり、もし自分で Node 開発プロキシを同じポートに張っていると起動順で片方が勝ち続けます。あらかじめ「自分が普段張っているポート番号」をメモしたうえで、後から読むアプリ側のポート設定との兼ね合いを見れば衝突の予防になります。また、親機で Parental Controls 類を入れている家庭の PC で、自動プロキシ探索(WPAD)を触っているときも想定どおり進まない場合があります。そのようなときは時間を区切って順に試し、問題が切り離せれば原因がほぼ絞れるでしょう。
運用時間を終えるときブラウザが急に直進できなくなるほどの運用ミスがありがちです。終了処理で自動的にプロキシを切るオプションをオンにできるなら活用し、アプリ側を閉じたあとにもし「設定」の「ネットワークとインターネット」→「プロキシ」ページに異常値が残っていれば手動で直します。自分の環境だけを切り離してテストするときにも同じ順序です。
公式に近い場所でのダウンロードという意味
検索広告より下に出てくる、同名をかたったミラーは更新が滞っていたり、余計な同梱物が増えていたりすることがあります。ここでの「公式」は、開発元がソースとバイナリを公開している GitHub Releases を起点に自分のファイルを確認する という運用です。バージョン追従だけでなく、公開されているときはハッシュ一覧と自分のファイルのハッシュ計算結果を見比べられると心理的な安心にもつながります。
- ブラウザでプロジェクトページの Releases セクションへ行く(ブックマーク推奨)
- 自分の環境が通常のインテル/AMD 64bit であれば
x64と書かれたセットアップ EXE を取得 - Surface Pro X クラスの ARM モデルには
arm64向けがあるか一覧とノートへ目を通す - 仕事場の強制ウェブゲートがあると転送だけ失敗することがあるので、オフピークまたは別経路での再試行も検討
- 配布一覧に並ぶポータブル版であれば展開のみで済む反面、自動更新より手動更新が増える点を許容できるか自分で決める
ここでの「セットアップ版が初心者にはやさしい」のは、開始メニュー登録、アンインストール時のウィザードでの追跡、そしてユーザーごとの更新通知の読み込み経路まで含めてひとつの流れになりやすいからです。初回のみ SmartScreen と UAC の両輪があることも頭に置いて進みます。
SmartScreen が「現在、このアプリについての情報がありません」のように言うときは、その画面で「詳細情報」を開き、証明情報を確認してください。開発者署名が Releases の発行ログと論理的につながるかだけでなく、ファイル名がリリース表と一致しているかも見ます。名前だけでよく検索されるサードパーティ圧縮サイトからの単独入手はおすすめしません。
インストールと UAC、Windows 11 のセキュリティ中心からの許可
保存したセットアップ EXE を通常どおり実行し、セットアップ画面の質問へ答え進めていきます。途中でユーザーアカウント制御のダイアログが現れたら、アプリのアイコンと発行者名を確認します。自分がたったいま開いたセットアップであれば、まず許可進行という判断で大丈夫なことがほとんどです。UAC が高いレベルのままでも 管理者昇格だけのダイアログなら意図した範囲でしょう。
Windows セキュリティが「処理の停止」「隔離」をすぐに選択してくるケースがあります。ウィルス総研の自動解析が強いほど検知が増えやすく、開発者署名と入手経路からして誤検知であると自分で読み切れるなら、隔離リストから復元する判断もあります。その一方で、入手経路不明のときにいきなり「許可」を押せば環境ごと危険に晒されるので、その線引きだけは自分の読みです。セットアップが完了するとスタートボタンの「すべてのアプリ」の一覧または検索ボックスから「Verge」を打って実行できます。
Windows の「設定」→「システム」→「開発者」まわりのオプションを触ってパッケージの副作用を増やしていたり、親機側でグループポリシーでインストーラを抑止していると、セットアップの途中文言が自分の環境固有になります。その場合でも本記事のアプリ側の構成づけは共通なので、アプリだけ立ち上がれば先へ進んで構いません。
初回起動で待つ処理(コア準備・アップデータ)
はじめての起動で Mihomo などの実行バイナリ の取得または更新処理が進むときがあります。画面上部またはサイドにあるステータス、またはログウィンドウにダウンロード進行があるかを見れば待つべきタイミングがわかります。社内経路のみ遮断されていてタイムアウトが続くときは、その場で DNS 問題なのか出口ファイアウォールなのかの切り分けに時間をかけず、試しにホットスポットへ切り替える程度の単純比較を挟むほうが復帰までが早い経験が多いです。
後から詳細機能を広げていくとき、TUN モードによる仮想アダプタ生成は管理者昇格へつながることがあります。最初のオンライン化がブラウザ中心で済むときは、この段階ではTUN はまだ触らない方針でいいです。ゲーム本体やコンテナ環境ごとひっくるめて同じ規則に従わせたいとなったら、その時点で TUN に関する専門の記事 と向き合いましょう。
購読 URL の入力と名前付け、アクティブ構成への昇格
左ペインにある「構成」「プロフィール」「サブスクリプション」など、バージョンで名称がゆれるエントリーからインポート用の入力欄を開きます。URL 入力の横に自動更新間隔がある場合は自分のサービス側の規約どおり適度な時間にセットし、サイト側に負担をかけすぎないよう配慮します。更新ボタンを押した瞬間ログに載るので、読み込めないときはログのタイムコードとメッセージをメモしましょう。
- 空港の入力欄に貼れる Clash YAML リンクをすべてコピー(余計なクエリ混入に注意)
- アプリ側に貼って表示名だけわかりやすく付ける(地域名だけだと増えてきたとき識別に困ります)
- 更新処理が成功すると一覧へ反映されるので確認
- 失敗ログに
403が出ればトークンの期限、アクセス元制限、アカウント停止を疑って空港へ問い合わせ情報を準備する
ほかデバイスで同じリンクがすでに動いていたら、アプリ側の入力ミスだけを疑っていっても復帰できます。タイムゾーンが極端にずれている環境だけは認証クエリ側の許可ウィンドウで外れるときがあるので、OS の時計も一度見てください。
リストに増えても、アクティブではない状態だと画面上のノード一覧がほとんど意味を持ちません。必ず自分が使いたいセットを今まさに適用されている構成へ切り替えてからプロキシ画面へ進んでください。この切り替え忘れだけでヘルプ依頼を出されるパターンは珍しくありません。
プロキシ画面での選択と遅延試験、ルールセット前提の読みかた
プロファイルに含まれているグループ種別は複数があり、自分で出口を明示するタイプや、自動切り換えタイプがあります。画面上のひとまとめのボタンで全ノードまたは代表ノードのみに試験を走らせ、極端に赤くなっているものだけ避けるのが入門での実用的なやりかたです。もっと細かく読んでいくには Windows 向けグループ読みガイド が役に立ちます。
日本国内のコンテンツをローカル直行で残しつつ特定の海外のみ代理へ流す構成はYAMLの規則に依存します。そのため画面上で出口をひとつ選んでも体感が読めないときはログの転送ログを開き、自分が期待したドメインがどちら側へ転がったかだけ見ても復習になります。この段階でルールセットに手をいれるのではなく空港のひな形を読み返すべきときもあるでしょう。
システムプロキシオンと、「設定」の手動プロキシ表示の両立
HTTP(S) 主体のブラウザまわりをいちばん単純に代理へ乗せる手段は、アプリ側のシステムプロキシ切り換えです。実体としては Windows が提示するプロキシサーバーを使うの状態と連動することが多く、オフに戻すと直進構成へ戻ります。オンにするときは混在ポートの数字と OS が表示している数字がぶれないか確認してください。UAC と直接関係はない操作ですが、管理者昇格しない範囲で進められるので、家庭向けセットアップの最初のオンライン化には適しています。
- アプリ側のホームまたは設定にあるシステムプロキシ項目をオン
http://127.0.0.1:...形式などのポート番号へ OS 側表示が自動で付くことを確認する- シャットダウンの前に自動でオフへ戻すオプションをオンにすると「閉じ忘れで直進不能」になりにくくなる
Microsoft Store 由来のアプリのみが異常になり、ブラウザは正常なときは別の問題です。その線の切り分けは Microsoft Store とループバック制約を扱う記事 を順に読むと収束へ近づきます。
ルール/グローバル/ダイレクトの切り換えだけは押さえる
普段運用にはルールが中心ですが、サイトごとの振りわけ結果が自分の頭の中にあるかどうかは別問題です。そのため「サイトが開いたが遅く感じた」だけで勝手にグローバルへ切らないことをおすすめします。グローバルは出口が一本化される代わりに不要な転送まで代理へ載りやすくなりやすく、請求側のカウントも伸びやすいです。ダイレクトは国内だけ読み込みなおしたいときの退避になります。この三種が読めれば日常の大半には足ります。
もし自分でルールセットを増やしているなら、この切り換え順序とは別次元の話になります。まだ購読のひな型をいじってないときは深追いしない方が安全です。将来の自分が読んで困らない構成は、複雑化する前のアプリ画面上の状態をスクショで残しておくだけでも再現できます。
オンライン化のチェックリスト(ブラウザで出口を読む)
構成がオンでルール側が自分の頭の中にある前提で確認します。
- 検索サイトで自分の出口情報をひとことで読めるページへ行き、自分のホーム ISP の出口ではなく節点側に見えることを確認する
- 普段問題なく開けないサイトを適当な負荷のかかりどころだけ試す(アカウントでログインが必要なところは軽めに)
- 国内の金融や公共系で意図せず規制サイトへ送られないか自分の頭のモデルだけでチェックして不安になったら一時的にダイレクト側へもどす
CLI 開発やゲーム側まで広げようとすると、システムプロキシの範囲を超えることがあり、その線を超えようとすると TUN と管理者権限の領域に入り込みます。まずはブラウザ完結での可用性だけ見て問題なければ、次の機能拡張に進んだ方が戻れるルートです。
TUN をいつ検討するか(権限昇格とのトレードオフ)
仮想アダプタを立て全体を吸い込む構成は強力ですが、職場管理端末と相性が悪いときもあり、ウイルス対策側と干渉が出るときもあります。家庭向けの初期検証だけなら、この記事までのセットで十分達成できる場合がほとんどです。そのうえでもう一段広げようと読みかえすタイミングは TUN に特化した解説ページ とあわせると頭の構造が揃うでしょう。
詰まったとき読むログだけ先に並べておく
最初に見えやすい英語ログを短く列挙しておくと自分で立て直しやすくなります。
- 購読周りが
timeoutかi/o timeoutなら外側の経路側を疑って別回線だけ試すほうが単純比較で早く進むときがある - ノード側で
connection refusedと出ればそのノードの稼働に触れている可能性が濃く、別グループ側へだけ切ってみて十分 address already in useと出れば混在側の競合であり、自分で空いている番号だけ変えれば十分なことがほとんど
網の目のリストは 共通のトラブルシュート集 にまとまっています。Windows Update の大型アップ後だけ挙動が変わるときは親機側の親コントロールやセキュリティパッチの自動ルール適用だけを頭の片隅において読みほぐしてください。
よくある質問
Windows 11 でも Windows 10 向けページの手順は使えますか?
クライアントの操作単位ではだいたい同じです。Windows 10 向け手順ページ で細かな画面の差を追いつつ、この記事側で Win11 での読み応えだけ補強するのが読み進めとしては効率的です。会社側のグループポリシーだけは OS が新しくなるほど増えることもあり、まず自分の環境における「管理者の承認」をどこまで許されるかだけは前提として押さえる必要があります。
毎セッション UAC が二度三度といったら何を疑えばよいですか?
そもそもインストーラのたびとは別イベントで昇格させているアプリ側の設計だったり、アンチウィルスの「隔離」を解除するワークフローが毎朝走っているといった異常とは切り離して考えられます。そのうえでの通常の範囲であれば、セキュアデスクトップ側の昇格ウィンドウの発行者名と実体を突き比べだけしておけば足ります。不安が残れば一度アンインストールしてから自分で落とした同じ Releases のセットアップをもう一回走らせれば比較の材料になります。
ARM で迷うセットアップ名はありますか?
ファイル名だけで読み切れるよう arm64 と x64 が並ぶときは自分のモデル側をもう一回検索サイトで読み、そのうえ Releases のファイル名だけを自分のモデル側と突きあわせるのが単純でしょう。x64 と arm64 は交換適用しないのが鉄則です。
オンにしたのにブラウザ側が直行のまま
アプリ側が落ちていたり、自分で「プロキシを使わない」を手動オンにしていたりしないかだけをまず順にチェックしましょう。それ以外でも別ブラウザ拡張の独自プロキシや企業側の証明書差し込みが邪魔することがあります。その線は自分の頭のモデル側で順に読みほぐしてください。
まとめ:ブラウザだけの匿名化や単発 VPN と比べたときの強み
ブラウザ専科の匿名化追加機能は試しやすい一方、対象はブラウザに閉じがちです。開発ツールや別アプリにも同じ思想の出口運用を重ねようとすると、タブひとつあたりの設定が増えて破綻しやすいです。また「サービス側が用意した一本の VPN トンネルにすべてを載せる」方式は頭のモデル自体は単純ですが、国内のコンテンツまで遠まわりになり帯域を食いやすい場面があります。
Clash Verge Rev のような Clash Meta ファミリーは、サブスクで渡されるルールセットとプロフィール単位での切り換えにより、複数のアプリでも同じ階層の出口判断を再利用しやすいのが利点です。Windows 11 では SmartScreen と UAC を越えれば、記事前半の並び公式取得 → 初回起動 → 購読取り込み → システムプロキシがそのまま「ブラウザで代理できる」までの王道になります。改ざんやミラーでつまずいた経験があるほど入手経路を揃える価値が大きいので、このページどおり順にセットアップし直したうえで、サイトの無料ダウンロード導線から環境も整えるなら次のリンクも利用できます。Clash を無料ダウンロードし、快適なネット環境を始める